公開日:2026年8月17日 | 執筆:石川 翔(柔道整復師・鍼灸師/和歌の浦 翔鍼灸接骨院 院長)
今、痛めたばかりの方へ
歩けない/大きな内出血がある/触ると筋肉にへこみがある。この場合は、まず整形外科を受診してください。それ以外の場合の対応は、この記事でご説明します。
判断に迷う場合は、お電話かLINEでご相談ください。受診が必要かどうかも含めてお答えします。
和歌山市和歌浦の「和歌の浦 翔鍼灸接骨院」です。
「ブチッ」という感覚のあと、急に走れなくなった。ふくらはぎを蹴られたような衝撃があった。
肉離れは、最初の数日の過ごし方で、その後の経過が大きく変わります。
この記事では、今すぐ知りたいことに順番にお答えします。
先に、3つだけお答えします
■ Q. どのくらいで治りますか → 軽ければ数日〜2週間、重ければ2か月以上。幅があります
■ Q. 病院に行くべきですか → 歩けない・内出血・へこみがあれば、まず整形外科へ
■ Q. 今すぐ何をすればいいですか → 動きを止め、軽く圧迫し、心臓より高くして休む
それぞれ、この先で詳しくご説明します。肉離れは健康保険が使えます。
目次
1. どのくらいで治るのか|重症度の目安
いちばん知りたいのはここだと思います。ただし、幅が大きいのが正直なところです。
図1|歩けるか、力が入るか、触ってへこみがあるか。この3つで、おおよその見当がつきます。
ご自分でも、次の3つを確認してみてください。
■ 歩けますか|まったく体重をかけられない場合は、重い可能性があります
■ 力は入りますか|つま先立ちや、膝を曲げる動きで力が抜ける感じはないか
■ 触るとへこみがありますか|筋肉の一部に段差やくぼみを触れる場合は要注意です
ただし、自己判断で「軽い」と決めてしまうのが、いちばん危険です。最初の痛みが軽くても、場所によっては長引くタイプがあります。
2. 病院と接骨院、どちらへ行くべきか
迷われる方が多いところなので、はっきりお答えします。
図2|赤い項目に当てはまる場合は、画像での確認が必要です。まず整形外科を受診してください。
私たち接骨院は筋肉や関節の専門家ですが、レントゲンやMRIを撮ることはできません。腱が切れている、骨から剥がれているといった状態は、画像でなければ判断できないことがあります。
逆に、そこまでではない場合は、早く評価を受けたほうが経過がよくなります。
迷ったら、まずお電話ください
「これは病院に行くべきなのか」という段階でのご相談も受けています。お電話でお話を伺って、受診をおすすめすることもあります。
受診が必要だと判断した場合は、その旨をはっきりお伝えします。無理にご来院いただくことはありません。
3. 今すぐやること・やってはいけないこと
最初の数日で、その後が変わります。
今すぐやること
✔ 動きを止める|痛みが出る動作を続けないでください
✔ 軽く圧迫する|弾性包帯やテーピングで、きつすぎない程度に
✔ 心臓より高くして休む|腫れを抑えます
✔ 痛くない範囲は動かす|完全に固めてしまうと、かえって回復が遅れます
やってはいけないこと
■ 何日も冷やし続ける|炎症は治るために必要な過程です。抑えすぎると回復が遅れる可能性があります
■ 痛み止めで痛みを消したまま動く|痛みは「どこまで動かしてよいか」の信号です
■ 無理に伸ばす・揉む|急性期のストレッチは、悪化させることがあります
■ お風呂で温める・お酒を飲む|血流が増え、内出血が広がることがあります
近年の国際的なスポーツ医学では、「冷やして安静」から「守りながら、動かせる範囲で動かす」へと考え方が変わってきています。
痛めた直後こそ、ご連絡ください
今どこまで動かしてよいかを、その日のうちにお伝えできます
和歌山市和歌浦南3-9-1 FSビル1F/駐車場完備
4. なぜ「様子を見る」がいちばん長引くのか
肉離れで最も多い失敗は、自己判断で放置することです。
理由は3つあります。
① 重症度を自分で判断できない
痛みの強さと、組織の傷み具合は必ずしも一致しません。「思ったより軽かった」と言われる方もいれば、「軽いと思っていたのに」という方もいます。
② いつ動かしてよいかが分からない
早すぎれば再断裂、遅すぎれば回復の遅れ。この線引きが、自己判断では難しいのです。動かす時期を間違えることが、長引く最大の原因です。
③ 治りかけがいちばん危ない
肉離れは再発しやすいケガです。しかも再発の多くは、復帰して間もない時期に集中します。
痛みが消えることと、組織が元の強さを取り戻すことは別です。痛みは比較的早く消えますが、筋肉が元の強さに戻るには、それより時間がかかります。
だから、早い段階で見せていただきたいのです
痛みを取ることだけが目的ではありません。「今どの段階にいて、次に何をしてよいか」を、その都度お伝えするためです。
痛めた直後から関わらせていただくほど、この判断が正確になります。
5. 痛めた場所によって、対応が変わります
同じ肉離れでも、場所によって治り方が違います。
図3|もっとも多いのは太もも裏。ふくらはぎは中高年の方にも多く見られます。
太もも裏(ハムストリングス)
全力疾走中に多いケガです。とくに、お尻に近い上のほうを痛めた場合は、復帰までの期間が大きく延びます。最初の痛みが軽くても油断できないタイプです。
ふくらはぎ(腓腹筋)
踏み込みやジャンプで起こります。テニスやバドミントン、久しぶりの運動会などでも多く、中高年の方にもよく見られます。
太もも前(大腿四頭筋)
ボールを蹴る、急に止まるといった動作で起こります。打撲と区別しにくいことがあり、評価が必要です。
6. 当院で行うこと
痛みを取ることと、動ける状態に戻すこと。この2つを並行して進めます。
■ 状態の評価|どこを、どの程度傷めているか。触診と動きの確認を行います
■ 超音波療法|熱を出さないパルスモードを使い、急性期から使用できます
■ 鍼灸・手技|必要に応じて、周囲の緊張をゆるめます
■ 固定・テーピング|必要な期間だけ、必要な範囲で
■ 動かす範囲の設計|いつ・どこまで動かしてよいかを、その都度お伝えします
■ 復帰までの計画|段階を追って、競技や仕事に戻るまでを組み立てます
当院は併設のパーソナルジムと連携しています。痛みが落ち着いたあと、再発を防ぐトレーニングまで同じ場所で続けられます。
※症状の経過や感じ方には個人差があります。すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
7. はじめてご来院いただいた日の流れ
はじめての方が不安に思われる点を、先にご説明します。
図4|初回は全体で40分ほどです。お帰りの際には、今日から何をしてよいかが分かる状態になります。
お持ちいただくもの
✔ 健康保険証(マイナ保険証も可)
✔ 動きやすい服装、または短パン(お貸しすることもできます)
✔ いつ・どのように痛めたかのメモ(覚えている範囲で構いません)
着替えのスペースがあります。学生の方は部活着のままでも問題ありません。
8. 費用について|健康保険が使えます
肉離れは、健康保険の対象として認められています。
図5|原因のはっきりした急性のケガは対象です。肉離れ(筋挫傷)も含まれます。
「接骨院は自費だと思っていた」というお声をよくいただきます。ですが、スポーツ中の肉離れのように、いつ・どこで・どうやって痛めたかがはっきりしているケガは、健康保険の対象になります。
窓口でのお支払いは、保険証の負担割合によって変わります。施術部位の数や内容によっても変動しますので、初回に必ずご説明します。
費用のご説明について
料金が分からないまま施術を受けていただくことはありません。初回の問診時に、保険が使えるかどうか、窓口でいくらになるかをお伝えします。
交通事故によるケガの場合は、自賠責保険の適用で窓口負担が0円となる場合があります。手続きのご相談も承ります。
9. こんな方が来られています
✔ 部活動中に痛めた中学生・高校生(保護者の方の付き添いも歓迎です)
✔ 社会人チームやクラブでスポーツを続けている方
✔ 運動会や地域の行事で、久しぶりに走って痛めた方
✔ 過去に同じ場所を何度も痛めている方
✔ 整形外科で「安静に」と言われたが、次に何をすればよいか知りたい方
最後の項目でご相談いただくことが、実はよくあります。医療機関で骨や腱に問題がないことを確認いただいた後、そこから先の進め方をご一緒に組み立てます。
10. よくあるご質問
Q. 痛めた当日でも診てもらえますか?
A. はい。むしろ当日か翌日にお越しいただくのが理想です。最初の数日の対応で、その後の経過が変わります。ご予約が難しい時間帯もありますので、まずはお電話ください。
Q. 部活を休まないといけませんか?
A. 痛む動作は避けていただく必要がありますが、完全に何もしない期間を長くしないほうがよい結果になります。上半身や体幹、負担のかからない下半身の種目など、できることをご提案します。
Q. 整形外科にも行ったほうがいいですか?
A. 歩けない、大きな内出血がある、へこみを触れる場合は、まず整形外科を受診してください。当院で評価したうえで、受診が必要と判断した場合はその旨をお伝えします。
Q. 健康保険は本当に使えますか?
A. スポーツ中の肉離れなど、原因がはっきりしている急性のケガは健康保険の対象です。慢性的な症状や疲労回復を目的とした施術は自費となります。初回に必ずご説明します。
Q. どのくらい通う必要がありますか?
A. 程度によって変わります。軽ければ数回、重ければ数週間から数か月です。初回に、おおよその見通しをお伝えします。
Q. 学生ですが、保護者の同伴は必要ですか?
A. 初回は保護者の方の同意をお願いしています。ご一緒にお越しいただくのが望ましいですが、難しい場合はお電話でご確認させていただきます。
Q. 駐車場はありますか?
A. あります。お車でお越しいただけます。
Q. 予約なしでも大丈夫ですか?
A. お待ちいただく場合があります。お電話かLINEでご連絡いただけると、スムーズにご案内できます。
11. 和歌山市で肉離れの施術なら
和歌の浦 翔鍼灸接骨院は、和歌山市和歌浦南にある鍼灸接骨院です。柔道整復師・鍼灸師の国家資格をもつ院長が、評価から施術、復帰までの計画を一貫して担当します。
✔ スポーツ外傷に対応|少年野球からリトルシニア、部活動、社会人まで
✔ 超音波療法・鍼灸|急性期から使える方法を選びます
✔ 併設のパーソナルジムと連携|復帰後の再発予防まで
✔ 健康保険に対応|急性のケガは対象となる場合があります
✔ 駐車場完備|部活動の前後でも通える時間帯を調整します
対応エリア
和歌山市(和歌浦・新和歌浦・雑賀崎・紀三井寺・宮前・秋葉町・和歌山市駅周辺など)を中心に、海南市・岩出市・紀の川市・有田市方面からもご来院いただいています。
12. まとめ
✔ 重症度の目安は歩けるか・力が入るか・へこみがあるか
✔ 歩けない/内出血/へこみがある場合は、まず整形外科へ
✔ 最初の数日は守りながら、痛くない範囲で動かす
✔ 冷やし続ける・痛み止めで消して動くのは、かえって長引く可能性があります
✔ いちばん多い失敗は自己判断で様子を見ること
✔ 肉離れは健康保険の対象です
「様子を見ようか迷っている」という段階でのご相談も歓迎です。受診が必要かどうかも含めて、正直にお伝えします。
この記事を書いた人|石川 翔(いしかわ しょう)
和歌の浦 翔鍼灸接骨院 院長/Titanium Fitness Gym 代表。柔道整復師・鍼灸師(ともに国家資格)。パーソナルトレーナーとして、プロゴルファーをはじめとする競技者のコンディショニングも担当しています。
その肉離れ、早めにご相談ください
「様子を見ようか迷っている」段階でも構いません。
受診が必要かどうかも含めて、お答えします。
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院名
和歌の浦 翔鍼灸接骨院
所在地
〒641-0022 和歌山県和歌山市和歌浦南3-9-1 FSビル1F
電話
090-6843-5170
併設
Titanium Fitness Gym(24時間営業)
その他
駐車場完備/健康保険取扱
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療を保証するものではありません。回復の経過や感じ方には個人差があります。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。